考え方を変えさせられた焚火台3つ
ピザ窯を製作するようになって、これまでの考えを丸っと変えさせられる出来事が起きたりするんですね。
要因として大きいのは、これまで(会社としても個人的にも)BtoBのみの商売から、ピザ窯はBtoCがメインであること。
BtoCともなると本当に、何が売れているのか、自分たちが製作した物がどう思われるか、全く予想してなかったことが起きたりするんですね。これが驚きの連続でして。
1つ例を挙げるとすると、鉄板の厚み。
私たちは普段、がっちりどっしりした機械を作るので、厚い板というと16mmくらい?からだと思っているのですが、BtoCでは、特にキャンプシーンでは2mmでもそこそこ厚い、という声もあってですね。
まあ驚きました。
そこで、ピザ窯を作るにあたって参考にしてきた焚火台の中から、特に衝撃を受けた3つを紹介してみます。
(どれも有名な商品ではあります)
1,ピコグリル398
https://amzn.asia/d/fhx2PqP
言わずと知れた、もしかしたら日本で一番有名な焚火台です。
おそらくこれが一番衝撃を受けた商品です。
これが商品になるの?と言いたくなる、板の薄さ、棒の細さ・・・。本当に驚きました。
(え!?こんなもんが・・・!?)という心の声がはっきりと聞こえましたね。笑
今考えると大変失礼な感想ですが、初めて見た時の、まだ焚火台について全く知らない世界だった時の私の正直な感想でした。
知名度の高さにも驚きの1つで、焚火台でこんなに有名になるって、あるんですね~。
何が売れるのか、全く分からない世界ですよね、ほんと。
2,ソロストーブ
https://amzn.to/3pujwqs
これもとっても有名で、2次燃焼の代名詞とも入れる焚火台ですよね。
綺麗に作られているなあ、凝った作りだなあ、という印象で、発想もとても真似出来ないものでした。
何より2次燃焼の火を上手に見せることによって、火はアートであると、この焚火台を見た時に初めて思いました。
色々ショップを見て周って、はじめて実物で見まして、一発でファンになりました。
一発でファンを作る、そういう商品を作りたいなあとも思いました。
しかしちなみに、2次燃焼の火って綺麗ですが、どうしても上の方で起きちゃうのが個人的には気に入りません。
下から這い上がってくるような火が好みです。
3,KICHI FIRE PIT セカイクラスさん
https://sekai-class.com/products/kichi-fire-pit-%E7%84%9A%E7%81%AB%E5%8F%B0
こちらは上記2つほど有名ではありません。とあるキャンプ系ユーチューバーさんが紹介していて知りまして、セカイクラス大和店にわざわざ行って見てきました。
組立といい足組といい全体の見え方といい、美しい、という感想でした。五徳の作りもとってもおしゃれ。
おしゃれさんしか寄せ付けない!そんな感じさえも受ける焚火台でした。
聞けば、デザイナーさんも商品開発に関わっているそうです。
うちのピザ窯は、自分たちで設計して製作して販売して、と完全に独り相撲な感じなのですが、それはそれで楽しいのですが、そこから1歩抜け出すには、デザイナーさんと組むことが必要なのだなあ、と本気で思わされた経験でもありました。
以上の3つです。
他にもスノーピークさんの焚火台はもちろん大好きですし、ステンフレームさんもとっても刺激を受けました。
単純に火を楽しむために焚火台を購入するとしたらこれかなあ、と思っています。実物を見られる機会がなかなかないのですけどね。
私はやっぱり実物を見たいと思ってしまうので、うちのピザ窯もぜひ工場に見に来て欲しいなあと思っています。
せめてZoomとかで見て欲しいなあと。