某区役所で体験したホスピタリティ

以前引越しした際に、転入届けやら小学校の入学手続きやらで訪れた某区役所での体験です。

急遽引っ越しが決まって、そのタイミングが子どもの小学校入学式の2週間くらい前で、県を跨ぐ(むしろ地方を跨ぐ)引っ越しであったことから、かなり慌ててまして。
その時に、引っ越し先の区役所でして頂いた対応がまあ臨機応変で感動しました。
役所ってそういう感じでしたっけ!?と。

区役所で転入手続き⇒小学校へ提出する書類を受け取る⇒小学校に訪問して提出
小学校に電話で確認したところ、この流れが必要とのことで、まず区役所に訪問しました。

区「転入ですね~。あら、小学校入学の手続きもありますね。ちょっと急ぐ必要がありますね。学校には連絡済みですか?(この段階ですごくフレンドリー)」

私「はい。この手続きの後、16時に先生と学校で面会の約束をしています。」

区「それはよかったです。16時ですね~。って、え!?それはあきまへん。間に合いませんがな。この手続きしてたら学校に着くの17時過ぎますよ!!」

私「え、どうしよ。学校の先生に電話してみます。」

区「いえいえ私が今電話してきます。○○先生ですね!ちょっと待ってて!!」
しばらく退席・・・
区「話は付けときました。この手続きはこちらでしておきますので、今すぐ学校に行ってください。」

私「え、書類を学校に持っていく必要があると聞いていましたが。」

区「通常はそうなんですけどね。話しておきましたから、後日いつでも大丈夫にしておいたので、まず学校に。それで明日にでも区役所にもう一度来てもらって、このメモをここの受付で手渡してください。手続きの終わった書類関連、すぐお渡し出来るようにしておきますので。明日私はいないので。」
区役所の方、そういって手書きのメモ「○○様(私の名前)転入及び入学手続き。書類引き渡し等」的なことが書かれた本当に簡易的な、全くフォーマットに則っていないメモを渡されました。
それまでの役所のイメージからはかけ離れた、非常に柔軟な対応でした。

そして翌日、区役所で受付に近寄ったら真っ先に、前日のやり取りを見ていたらしき方が手招きして私を呼び寄せてくれて、用意しておきましたよ~無事に学校には行けましたか~そうですか一安心ですね~学校楽しみですね~あれは済んでますか~これは大丈夫ですか~、と。

よく否定的に「お役所仕事」なんて言葉を聞くことがありますが、それを聞くとこの体験を思い出して、少しだけフワッと優しい気持ちになる私でした。
お役所仕事にも色々あるんやで~。(下手な関西弁ですみません)

※アイキャッチ画像は当該区役所のFacebookからお借りしました

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