学生時代の自分に「メリデメ・優先順位」の概念を知りなさい、と言いたい

大学時代にアメリカンフットボール部に所属していました。
アメフトって実に戦略的なスポーツで、尚且つ人数多目のチームスポーツでもあることから、次の試合に向けて何度もミーティングを重ねていました。特にシーズン終盤になると、練習後に振り返りのミーティングをする時間がないなら練習しない(無駄に体力を削るだけなので)くらいの感じだったと記憶しています。

しかし、肝心のミーティングが実はしっかりとした考え方に添ってなかったと、社会に出て割とすぐに分かりました。特にこの2点が足りていなかったと自覚できました。

・1つの事柄にはメリデメとデメリットがあること
・物事には優先順位があること

これらを言語化出来てなくて、あの時どうやって意思決定していたのかと今でもよく思い出します。

例えば、先輩たちから受け継がれてきた練習方法やプレースタイルを守ることと、新しいそれらを自ら考え導入していくこと、この2つがなかなか折り合わずによく衝突したこともあります。2極論になってしまっていた。(この2極論になっていた、というのも卒業して追々気付きました。)

あの時に、メリデメをしっかり上げて均衡する場合には優先順位を検討すること、これが出来ていたら結果は大きく違っていただろうと。

あの時に何より改善したかったこと、それはチーム一丸となって試合に挑むことだと、卒業してから思うようになりました。そんな当たり前の事が出来なかった私達。議論の仕方で、戦術的にも、心情的にも、大分違ったのではないかなあ。

お陰で今でも、議論の仕方というのは凄く大事なことであると思っています。

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