ピザってこういう事?色々と焼いてきて思った事

ピザはもっぱらお店で食べるものだと思っていた私。
それがピザ窯を作るようになってから、自分で焼く機会の方が今では多くなりました。
焼いているうちに、ピザってこういう事?と感じるようになったので、それを書いてみます。

色々焼いてきたと言っても、私の場合、ピザを焼く際に窯の評価が第1優先なので、手作りよりも安定している市販のピザにこだわって焼いてきました。
今は、市販のピザにあれこれとトッピングを追加して楽しんでいます。
その経験で感じている事です(ピザ職人の方が読んだらどうなるんだか恐れてますが)。

・まず、生地が第1であるということ。
誤解を恐れずに言うと、いかに生地を美味しく焼いて食べるか、が最も大事だと思うようになりました。
生地が美味しくないピザは、具がどんなに美味しくてもいまいちです。
逆に美味しく焼きあがったピザ生地は、それだけでも充分に美味しい食べ物になります。
個人的には、焼き立ての美味しいピザ生地は、他のどんなパンより美味しいと思っています。
そう思わせるほどに、上手に焼き上がったピザ生地は、本当に美味しいんです。

・生地を美味しく焼くというのは、高温短時間で焼く、ということ。
高温短時間とは具体的に数値にすると、400度以上1分30秒以内、です。
(ちなみに通常家庭用オーブンで焼く時には、250度5分くらい)
これは各所で言われている、本場ナポリでも言われていることだそうです。
言わば美味しいピザの絶対条件とも言えます。

弊社のピザ窯がしっかり400度以上を達成して(これがなかなか大変だった)、1分30秒で焼き上げたピザを食べるまで、なぜそれが大切なのか理解していませんでした。
でも食べて納得。一番違うのは生地だと思いました。食感から味まであるで違うんですね。
どうも、生地に残る水分量がかなり影響しているように感じます。
石窯で焼く美味しいピザ屋さんに行くと、下手したら瑞々しいとまで表現出来るような生地だったりします。瑞々しいと言っても、果物や野菜のそれとは別物ですが。

・具は、生地の焼き上げを想定してほどほどに
生地を美味しく上手に焼く、その上で邪魔にならない具の量や種類を選択する事が大切っぽい。多すぎても、水っぽ過ぎても良くありません。

市販のピザにトッピングを追加する時我々素人は、どうもあれこれ乗せがちです。
結果、焼き上げるのに時間がかかって、生地が犠牲になります。
窯の内部温度は時によって変わってくるので、毎度完璧に焼き上げようとすると具の量などまあ難しいのですが、やっていくしかないんでしょうね。

熱くなりすぎて長くなってしまったので、まずまずこんな感じで終わります。
もし最後まで読んでくださった方がいるのだとしたら、有難うございます。

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